2023年02月25日

縮んだ、縮んだ。ナニガ縮んだ???

 つ、つ、ついに当店に来てしまった!

 究極の縮の着尺

 全国の呉服専門店でも、これ持ってる店は滅多にない!

 その名は・・・・・・・

 縮んだ、縮んだ。ナニガ縮んだ???

 越後上布の縮織。小千谷縮ですっ!

 姉はかつて目にしたことはあるらしいのですが、私は人生60年目で初めて現物を手にしました!

 こちらも土に植えてから完成まで5年半かかって世に出tた超希少な越後上布ですが
 縮んだ、縮んだ。ナニガ縮んだ???

 小千谷縮は、越後上布の蚊絣を超える超々希少品です。

 えらいことです!小千谷縮が愛知県の片田舎に存在するなんて、都会の呉服屋さんにしたら許せない暴挙だと思います!

 年間で数反織られるかどうか、の代物です。

 ちなみに、名前は同じ「小千谷ちぢみ」でも、浴衣の時期に皆さんが良く目にするコチラとは全くの別物。 
縮んだ、縮んだ。ナニガ縮んだ???
 こちらは当店でも常時10反ほどは持っていて、取引先(主に竺仙)に連絡すれば二つ返事で注文が可能です。お値段も~6万円とお求めやすく気軽にお召しいただけます。




 ちなみに、この世で最も細い縞の手染めの江戸小紋、その名も「微塵(みじん)」 こちらも当店には1反ございます。
縮んだ、縮んだ。ナニガ縮んだ???

 この微塵の存在を知ってる呉服店も今では少ないと思いますし、在庫に持っているお店は滅多にないと思います。

 「万筋」→「二ツ割」→「玉縞」→「微塵」の順で細くなっていきます。玉縞を日本で一番細い縞の江戸小紋と紹介しているお店もあるようですが、おそらくこれは微塵が現在一般的な品物として流通していないからかもしれません。


 着物が好きで好きで仕方のない方、是非当店で現物に触れてください。

 当店は堂々と「見るだけ、触るだけ」宣言で来店される初めての方を笑顔で迎える気楽なお店です。


 




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Posted by マッチョな呉服屋 at 18:08│Comments(0)和の美夏物染物
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