2023年08月23日

もう5月から10月を「夏」と呼ぼう

明日より27日の日曜日まで新城店で薄物展します


 立秋?何それ?な毎日ですが皆様体調はいかがでしょうか。
 長期予報では10月に入っても気温の高い日が残るでしょう、と今朝のテレビで気象予報士の方が言ってました。

 もうこれからは桜の花が散ったら胴抜き(袷に見えるけど胴回りの裏地を省いた着物)に単衣の襦袢。ほどなく夏の襦袢に単衣または無双(紗袷と呼ばれていますが、現在は絽と紗を重ねた物が殆ど)。GW明けたら、日中気温で夏物を着用したって良いと思います。

 そこから「な~~~つぅ~~~~」ときて9月も夏物。10月に入って気温次第で単衣に戻って、その後胴抜き。これが今後の日本の正しいキモノ姿だと思います。

 洋服の装いが半袖に移っても、5月は袷なのよ。6月まで単衣はおかしいのよ。9月になったから単衣に戻して10月から袷なの!

 いやいや、気温と体調に合わせましょうって事です。

 ってな訳で、今回単衣夏物にフォーカスした展示会をやってみます。

 既に新城店2階には撞木への陳列を待つばかりの夏物の数々が鎮座いたしております。

もう5月から10月を「夏」と呼ぼう
↑問屋の夏物売り場かと思うような品揃えです

もう5月から10月を「夏」と呼ぼう
↑画像右半分が夏の付け下げ。左が加工着尺や小紋。(竺仙の単衣専用江戸小紋や絽の江戸小紋もありますよー)

もう5月から10月を「夏」と呼ぼう
↑洒落物として、夏大島、宮古上布、貴重な越後上布の絣や、超々貴重な小千谷縮も

もう5月から10月を「夏」と呼ぼう
↑画像右の方には絽の訪問着や無双の訪問着

もう5月から10月を「夏」と呼ぼう
↑店の1階には夏大島の白絣と野崎織物の本羅の帯

 暑いわ、いきなり豪雨も降るわの日々ですが、冷房しっかり効かせておりますので、是非どうぞ!







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Posted by マッチョな呉服屋 at 10:05│Comments(0)貴重品夏物上布浴衣展示会
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